Delicious!
Cuban Fast Food

キューバで 17日間、小学生だった息子と
2人で旅したときのこと。

首都ハバナに着いた その日の夜、
宿泊先 Casa (カーサ:民泊所) の女主人が明るく
「明日の朝食は材料がないから提供できないの。
 ゴメンねー」と。

・・・え! これはキューバで普通のこと?
とはいえ、ないものは出てこないので 仕方ない。

そんなわけで
キューバの右も左も分からないまま、

とりあえず次の日は朝早い時間に起きて
息子と2人で歩いて出かけることに。

キューバ ハバナ市内 Havana, Cuba

ところで
前日の夕方にハバナの空港に到着した際、

空港内にある両替所では、なんと
現地通貨が不足して両替不能になり、
空港を出てすぐのATMも使えず、
どうにも両替ができなかったため
そのまま宿へ直行したので

まだ手元に現地通貨がなくて
朝食を買うお金がありません。

そのため
まずは朝イチで 銀行へ行って両替が必要。

歩いて銀行に着いてみると、
まだ営業前なのに路上には行列ができていて
ちょっと焦る。

実際には30分ほどで両替が済んだので
ラッキーでした。ホッ

さて、一仕事を終えたら
かなりお腹が空いてきました。

地元の人たちが利用している
街角の軽食スタンドが気になったので、
そちらに寄って注文してみることに。

その場で待つこと10分くらい、
焼きたてが出てきました。

アンブルゲサ Havana, Cuba

  左:ハム入り アンブルゲサ(息子用)
  右:ステーキのサンドイッチ(私用)

これが 大当たり!!

もうね、どちらもジューシーで
本当に美味しい!のです。

アンブルゲーサ とは Hamburguesa 
ハンバーガーのこと。
 

ドイツや日本でも当たり前にある
ファストフードですが、

このハンバーガーは今まで食べた中でも
5本の指に入るくらい

・・・と普段あまりハンバーガーを
食べない私が言っても説得力はないのですが、

ハンバーガー大好きの息子は
「めっちゃ おいしい。また ここに来たい!」
と言うので 後日また一緒に食べに来ましたが、
やっぱり おいしかったです。

ちなみに、地方にあるリゾート地へ行った時、
海辺のレストランで息子が注文した
ハンバーガーは こちら↓
 

ダブルバーガー&キューバのコーラ

レストランらしく
少しお上品に作られたハンバーガー。

チーズとハム入りのダブルバーガーで
なかなか美味しかったようです。

キューバの食事は、 都会でも地方の町でも
正直なところ「すごく美味しい!」
と感じるものは あまりなかったのですが、

ハバナ市内の
小さな軽食スタンドで注文して
すぐ近くの公園のベンチで食べた
このアンブルゲサはダントツ!

公園のベンチでアンブルゲサを食べる息子

自家製ジュースが 
これまた濃厚な完熟フルーツの味で
体に染みわたる美味しさ!

小さなお店の 手作りのおいしさは
キューバでも 健在でした。

このとき注文した
・アンブルゲーザ2個
・自家製ジュース2杯
の値段は合計で約300円、安い!

ここで少し キューバの物価事情を・・・

しばらく滞在して分かったのは
観光客が多いエリアのレストランやカフェ
では外国人プライスが設定されていて
安くないのですが、
地元の人達が行く場所で 地元プライスが
通用すれば、かなり安く済みます。

キューバの物価事情・物資事情については
この国ならではの、ちょっと分かりづらい
変則ルールがあったので、
また別の回でご紹介したいと思います。


地元の人々がくつろぐ
のんびりした公園のベンチで

アンブルゲサをモリモリ頬張り
濃厚なフルーツジュースをグビグビ
ぷは~~~!と過ごす ひとときは
なんともいえず最高でした。

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