こんにちは。 ピイル めぐみ です。

気温0度を上がったり下がったりしている最近のフランクフルト、プラス気温の日は生温かく感じられます。

さて、キューバで観た日本の番組についてご紹介したいと思います。

普段ほとんどテレビをつけない私ですが、小学生の息子はテレビが大好きで、ドイツでも日本でも、旅先のスリランカやモンゴルへ行っても、そこにテレビがあればすぐスイッチオン。もちろん今回のキューバでも、宿泊先にテレビがあると大喜びでスイッチオン!でした。

せっかく初めて来た場所なのに、外出しないで一日中テレビを観て過ごすのでは?……という勢いでベッドに大の字になって寝ころび、デレデレ顔でテレビ観賞。

その無防備な姿を見て脱力した笑いがこみ上げるのですが、考えてみると、長時間の移動が続いたり、見知らぬ環境に身を置く日々は心身ともに刺激を受けます。そして気づかないうちに緊張もしているので、こうやってデレデレ顔で寝転んでいる時こそ、緊張を解放している真っ最中なのですね。

   

息子がテレビを観ている間に私は荷ほどきをしたり、街の地図を見てこれから出かける先を決めたりするので、テレビから聴こえてくるスペイン語を音楽のように聴き流すのですが、
「あ、日本の番組だよ!」と言われて テレビ画面に目をやると……

「お~、本当だ。これは、あれだ、あれあれ。NHKの朝ドラ!」

普段ドイツに住んでいるのでこの朝ドラを観たことはなかったけれど、少し前に日本で放送されていたことは、かろうじて知っている。

この番組のタイトルを後で調べてみたら「とと姉ちゃん」と分かりました。

いや~、NHKの朝ドラがまさかキューバで観られるとは思ってもみなくて、意表を突かれました。 息子のテレビ好きにも面白い発見があるものです。

そして気になるのは、キューバ人の目には距離も文化も人種もかけ離れた日本の様子がどのように映るのか、日本の昭和時代が舞台になったドラマを観て、心の琴線に触れるような場面があるのだろうか・・・・・・ということ。

このとき「とと姉ちゃん」を初めて観た私は、そのスッキリした映像と昭和な雰囲気がなんとも心地よくて、落ち着きました。

ああ、やっぱり私は日本人。

しかし、とと姉ちゃんもキューバではスペイン語を話します。

そして、とと姉ちゃんから目を離して、部屋の外を見ると・・・・・・

部屋の窓から  Santiago de Cuba

ああ、ここはキューバだった。

一瞬にして目の前の世界が「昭和の日本」から「現在のキューバ」へと場面が変わったけれど、ここキューバには、昔ながらの町並みにレトロな車、荷物や人を乗せて走る馬車など、今も50年以上前に作られた物が現役で活躍しています。現代にいるのに、まるで昭和時代にタイムスリップしたよう。

キューバは初めて来た場所なのに懐かしさもあって、いったい自分はいつの時代のどこにいるのか、時代や場所がランダムに前後左右して、キューバのあちこちで不思議な感覚を味わうことがたびたびありました。

それでは皆さま、今日も素敵な一日をお過ごし下さい♡

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