Coffee Farm & Beach 1 Day Tour
Santiago de Cuba

こんにちは。ピイル めぐみ (Megumi Piel) です。

前回の記事「360°世界遺産の絶景に囲まれ親子で感動! Santiago de Cuba」の続編をお送りします。

Santiago de Cuba(サンティアゴ デ クーバ)から日帰り絶景ツアーに出かけた先で、ついでに足を伸ばしたのが、今回ご紹介するコーヒー農園博物館、そして地産コーヒーを淹れてくれる山の中のカフェ

この山深い地域が19世紀にコーヒー農園のあった一帯。しかし、コーヒー栽培に最適な土地だったわけではなく、その後はブラジルなどの競合にかなわず、この地域のコーヒー栽培は衰退していきました。

衰退したといっても、キューバ原産品のひとつにコーヒーがあり、現在も栽培されています。今までコーヒー農園を見たことのない私はぜひ見たいと思い、足を伸ばすことにしました。

このコーヒー農園へは、一日チャーターしているタクシーに乗って 行く予定だったのですが、なんと、途中から道路が舗装されておらず、路面がえぐれてしまっていたので、それ以上は車で進めなくなりました。

そんなわけで、息子と私はタクシーを降りて、2人で山道を歩いて行くことに。

タクシー運転手はガイドまではしてくれないので、「この道をずっと行って、左側にあるから」と教えられた方角へと、自分たちでコーヒー農園を目ざします。

車も人もいない道を、どんどん進んで行きます。

途中、農家を通り過ぎるときに出会ったのは……

仔ブタ。

ちょうど餌の時間でした。

ブタたちにまぎれて、ニワトリも餌をちょうだいしているのが笑えます。

少し先へ行くと……

休憩中のロバが2頭。

ロバたちのご主人はどこに行っているのでしょうか、見当たりませんでした。

そして、また山道をずんずん進んで行くと、今度は……

動物の群れに出くわしました。

ああ、ヤギさん、こんにちは。

ヤギたちは こちらをしばらく見つめつつ、静かに道を空けてれました。

ここまでで、ざっと20頭以上の動物に出会ったのですが、人に会ったのは数人だけ。

コーヒー農園まで歩いて10分と聞いていたのですが、もう30分は歩いています。本当にコーヒー農園はあるのか不安になってきたころ、見えてきたのが……


案内表示。

ああ、良かった。目的地はもうすぐのようです。

山道から横道にそれて、急斜面になった岩を這う(はう)ようにして上がったところに、ようやくありました。

コーヒー農園博物館へと続く小道は、とてもきれいに整備されています。

小道の突きあたりに建っている事務所で入場料を払います。

この建物は、昔この付近で獲れたコーヒー豆を集積していた施設で、現在は博物館になっています。

こちらは当時使われていたキッチン。

館内はこぢんまりとしていて、入場者は私達以外に2人いただけ。ここには館内案内のパンフレットはもちろん、各展示室に説明プレートも設置されていないので、あっという間に見学が終了しました。

まだまだ観光客が少なく、キューバ政府もこの地域を観光地化していくのはこれから、という印象を受けました。

本当はコーヒー博物館ではなく、コーヒー農園を見たかった私ですが、見学できる農園もなく、現在ここでどれくらいコーヒー栽培が行なわれているのかは分からずじまいでした。

さて、コーヒー博物館を出たら、今度は来た道を戻ります。

帰り道では、来る途中に目をつけておいた、とっておきの場所へ寄ることにしました。

山道の途中にポツンと一軒だけあるカフェ。

誰もいませんが、釜には薪(まき)が燃えて、シューシューと音をたてて湯が沸いています。

少しすると、ここの主人と思われる男性が出てきたので、コーヒーを一杯お願いしました。

ここで収穫したコーヒー豆を自家焙煎して挽いたものを、薪で沸かしたお湯で淹れてくれています。

たった一杯のコーヒーに手間をかけて淹れてもらえて、これはもう絶対に美味しいに違いありません!

淹れたてのコーヒーをエスプレッソのカップで。

さっそくいただきます!
ん、ん、ん・・・・・・お、お、おいしい~~~!!!

深煎りの真っ黒な豆だったので、カップの中のコーヒーも真っ黒ですが、苦すぎず香ばしくて、酸味はなく、後味がなんともまろやか。

この美味しさを1人で楽しんでいるのは もったいないと思い、普段はコーヒーを飲ませていない息子にも、一口すすめてみました。

「おいしい~!」

砂糖もミルクも入れていないブラックですが、10歳児にも美味しいコーヒーでした。

とても美味しかったので、ここで豆を購入。キューバ土産としてドイツに持って帰ることに。

カフェでの一服を終えたら、また山道を歩きます。

写真の右上に見える岩は、Gran Piedra(グラン ピエドラ:Big Rock)

そして、無事にタクシー運転手の待つ場所へと戻ることができました。

タクシーに乗り込んだところで、次の目的地である海へ向かいます。

ビーチが見えた途端、海が大好きな息子は大喜び。あっという間に着替えて海へ入ります。

スペイン語を話す地元の子供たちとは言葉が通じませんが、そんなことなど気にならないようで、一緒に波に揺られて遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ。

今日は午前中にGran Piedra(グラン ピエドラ)という大きな岩に登り、午後からはコーヒー農園周辺の山道をたくさん歩き、帰りには海でひと泳ぎ。

今回の道中では、乗っているタクシーがオーバーヒートしたり、悪路によって車で行くはずだった道を歩いて行くことになったりして、予定より時間はかかりました。しかし、それ以上に面白い経験ができて、楽しいハプニングでした。

こうしてSantiago de Cubaからの日帰りツアーは、たった一日とは思えないほど充実した内容になり、大満足の一日になりました。

旅のお役立ち情報

◆コーヒー農園博物館へのアクセス・・・サンティアゴ デ クーバ から約30km グラン ピエドラ近く

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