Lake View from Castle,
Italia

イタリア北部にあるガルダ湖。
この湖は南北に52㎞と長く、
イタリアで最も面積の広い湖。

湖の周りには美しい村や町が点在して、
ヨーロッパ諸国からのバカンス客で賑わいます。

私たち家族は
このガルダ湖周辺の村を見て歩いたり、
湖で泳いだりして6日間ゆっくり過ごしたのですが、

日本人はもとより
アジア人を1人も見かけませんでした。

主に西欧からの旅行客が多く、
ヨーロッパらしいバカンスの雰囲気を
味わうことができる、貴重な名所と言えます。

今日は天気も良くみんな元気なので、
ホテルの部屋から見えるお城(写真右手)に登ります。

お城は湖の間際にそびえ立ちつつ、
背後には山が迫っています。

Castello Scaligero

この城の塔は
最上階まで上がっていくことができるので、
お城に入城したら、さっそく塔内の階段を登っていきます。

塔からの眺めは息をのむ美しさ。

右側を見ると……

湖の北方面。
この日は運良く快晴で、ずいぶん遠くまでクリアに見渡せます。

正面を向くと……

向こうには
切り立った岩肌の山々が連なり、眼下には湖。

この湖のこちら側(Malcesine:マルチェージネ)と
対岸(Limone:リモーネ)をフェリーが行き来します。

実際にフェリーに乗ってみると、
澄んだ湖の上を気持ちよく進みながら、
対岸の岩と村が徐々に迫ってくる様子は
何とも迫力があり、
ちょっとしたクルーズ気分を味わえます。

また、対岸の村にはお土産物屋や
レストランも数々あるので、
気の向くまま散策しながら休憩を入れて、
またフェリーで戻ってくることができます。

おおよそ40分ほどの乗船時間で、
ハイシーズンなら1時間おきには
フェリーが出ていると思いますが、

イタリアなので、
だいたい人がいっぱいになったら
船を出す・・・という感じでしょうか。

さて、話を元に戻して、
お城の塔の上からの景色の続きです。

視線を左側に向けると……

湖の南方面と、すぐ眼下には軒を連ねる家々。

この湖の周りは急斜面の岩山が多いため、
辛うじてある平地には家々が林立しているんですね。


このお城(Castello Scaligero)には
博物館もあります。

ガルダ湖やお城、町の歴史、
周辺に生息する動植物など、
この土地に関わる内容で、
子供たちも興味が持てるように
工夫された展示になっています。

さて、お城を出たら、次は湖へ泳ぎに行きます。



高台にあるお城から、
車もバイクも通らない
静かな石畳をどんどん歩いて下っていきます。

そして、湖岸に着きました。

思い思いに
日光浴と湖水浴を楽しむバカンス客。

なんと言っても
澄んだ湖と爽やかな空気がとても気持ちいい。

車やバイクの音がなく、音楽もなく、
聞えてくるのは鳥の声と子供の遊び声くらいで
ゆったり静か。

湖岸には更衣室もシャワーも、
海の家のようなものもありません。

気に入った場所を見つけたら、
持参したイスやバスタオルを置いて、
おもむろに水着に着替え、
ゆっくり寝そべって過ごす。
気が向いたら泳いで、また日光浴をする……
そんな一日を過ごします。

のんびり日光浴と湖水浴を
繰り返し楽しんでいるうち、
気づくと太陽が傾きはじめます。

日が暮れる頃になると、
湖は昼間とはまた違った顔を見せてくれます。

湖面の色合いは刻々と深まっていき、
自然が映し出す色の変化に息をのみます。


昼間はあんなに沢山いたバカンス客も
この時間帯は姿を消して、とても静か。

夕方から夜へと移り変わる間は、
時間が止まったような、
異次元にいるようなひとときです。

そして、夜がきました。

ふたたび町は活気にあふれ、
石畳の道を歩く人々で賑わいます。

今日は満月。

山から顔を出した満月が、湖と町を照らします。

ここガルダ湖には
特にレジャー施設などはありませんが、
美しい湖と町並み、そして余暇を楽しむという
贅沢があります。

そんなヨーロッパらしいバカンスを
楽しみたい方には、とてもオススメの場所です。

日本からの場合、
イタリアの各空港→ガルダ湖へのアクセスは
少し複雑なので、ツアー参加が楽でしょう。
ガルダ湖とその他の街を巡るツアーがあります:
≪ヨーロッパ旅行≫夫婦・友達同士でゆったり巡れるツアーが満載!

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