こんにちは。ピイル めぐみ です。

チベットの首都ラサにある寺院での一場面。


お経を唱えながら境内を歩く この男性は、赤い髪飾りをつけた三つ編みを頭に巻いているので、チベット東部 カム地方の出身だと分かります。 着こなしが すごく かっこいいですね。

首都ラサにはチベット密教の寺院が多数あり、チベット全土から巡礼者が訪れます。
夜が明ける頃から 五体投地(全身を地面に投げ伏す祈りの動作)をお寺の前で繰り返す人々が大勢います。また参道の路上でも、五体投地をしながら身の丈ずつ進んで、 寺院の周りをコルラ(ぐるりと回ること)している人々も。

カイラス山など聖地では、数か月に及んで 一日中この五体投地を繰り返して巡礼を行う人がいるのだとか。その信仰の深さを間近で見て、よりどころを強く持っている人々の強靭な精神性を見せられた気がしました。

ところで、私が標高3700mのラサへ行ったのは、ヒマラヤトレッキング標高4100mを経験した直後だったので、余裕で過ごせるはずと高をくくっていたところ、いざ飛行機でラサに到着してみると、その晩から体が重くだるくなり始め、2日間は高山病にかかってしまいました。 
空気の薄さから 熟睡できず、夜中も1時間おきくらいに目が覚めてゼーゼー肩で息をする……という息苦しさ。頭痛もあり、 日中は ゆっくり歩くだけで動悸と息切れが激しく、走るなんて とんでもない状態でした。とはいえ、慣れてくると 体調は落ち着いてきて、少しずつあちこちへ足を伸ばしました。

標高の高いチベットは自然環境がとても厳しい国。高地ではほとんど木が生えておらず、野菜もほぼ採れません。

厳しいのは自然環境だけでなく、政治的にも過酷な状況の中で生きるチベット人。そんな逆境の中にありながら、忍耐力と穏やかさを持った大らかな たたずまいに、ジーンと感動します。

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