Nomad Kids
in
MONGOLIA
前回の記事
①「モンゴルの草原を馬で駆ける5日間 in Mongolia」
②「大草原で野営テント生活の日々 in モンゴル」
の続編をお送りします。
モンゴルに着いたその日、空港から草原へ直行した息子と私。
草原のあまりの広さに あっけにとられていた私ですが、
息子は……
草原に着いて早々サッカー。
ボールがあって 男子が2人以上いれば
サッカーが始まるのは、どうやら万国共通のよう。
しかし、パスを外すと
ボールはどこまでも遠くへ転がっていく……。
ところで、モンゴルの夏は日が長く
まだ明るいけど、 そろそろ寝る時間。
ほら、牛たちも帰り始めたよ。
明日から
馬に乗って移動テント生活が始まることだし、
今夜は早めに ぐっすり
ゲル(遊牧民の円形の家)で寝よう。
一夜明けて、
さあ、今日から馬に乗って移動する
「野営テント生活」の始まり。
朝から夕方まで馬に乗る日々だけど、
お昼の休憩時間や 夕方から夜にかけては
子供が自由に遊べる時間。
今回、偶然にも私の息子と同じ 9歳の男の子が、
野営コックであるモンゴル母さんと一緒に来ていて、
初日から大の仲良しになった二人。
二人には共通の言語がないけれど、そんなことは全く問題なし。
二人でいるのが 楽しくて仕方ないらしく、
連日の乗馬で激疲れのはずなのに 一緒に山の上まで走ったり、
鬼ごっこをしたり。
ところで、モンゴルのスポーツといえば……モンゴル相撲。
モンゴル母さんの息子(略してモンゴル息子)は
小さいときからモンゴル相撲に慣れ親しんでいる様子。
一方、うちの息子はモヤシのように細いけど、
実は日本式の相撲が なかなか強い。
というわけで……
二人寄れば モンゴル相撲!
ご飯の準備中にも
ある時、馬で何十㎞も行った先に
遊牧民のゲルが ぽつんと一軒あり、
そこに息子たちと同じ年頃の男の子達がいました。
初対面の男の子達にモンゴル息子(写真右の赤パン)
が話しかけに行くと、
あいさつ代わりに始まりました……
それにしても、ぼうし君&赤シャツ君(写真左&真ん中)
の体格の良いこと!
さぞかし相撲が強いだろうな~。
さすがに この ぼうし君&赤シャツ君 相手では
結果が目に見えているので、対戦が成立しなかった
モンゴル息子&うちの息子ですが、
この後
大きな体の 優しいガイドさんを相手に
モーレツな勢いで戦っていました。
男の子達にとって 「強い」ことが誇りであるのは、
モンゴルも、日本も、ドイツも同じ!
モンゴルで また一つ たくましくなった息子でした。
※モンゴル遊牧民の生活など またご紹介したいと思います。