Marine Sports & Beautiful Beaches
in Cuba
こんにちは。ピイル めぐみ です。
今ちょうど夏休みが終わった8月のドイツ。この国では、夏休みが終わったと同時に「次の休みは どこへ行く?」という話題になるほど、多くの人がUrlaub(バケーション:休暇)を楽しみにしながら仕事を頑張ります。
特に冬の期間は北ヨーロッパでは極寒のうえ、曇り続きで太陽の出ない時期が3~4ヵ月も続くので、人々は太陽と暖かさを求めて南方を目ざす傾向にあります。
日本で生まれ育った私は、ヨーロッパ人の日光浴好きに昔はあきれていました。しかしドイツに住んで10年以上が経った今では、特に冬場になると太陽が恋しくなります。
そういう訳で、冬にヨーロッパを抜け出して行ってきたのが南国キューバ。
今回は世界トップレベルのビーチをご紹介します。
こんなに美しい海がキューバにはあります。
キューバは海に囲まれた島国で美しいビーチの宝庫。
その中でもビーチリゾート地としてもっとも有名なのが、 Varadero(バラデロ)という海辺の町。
地元キューバ人の住むエリアを抜けると、広い岬道路が続きます。
この辺りは巨大ホテルが並ぶリゾートエリア。
各ホテルには専用ビーチがあり、ホテルの裏庭を抜けると、そこには・・・・・・
目を疑うほどの美しいビーチ
このあたりの海は遠浅なので、子供を遊ばせるのにも最適。
ビーチには南国ならではのパラソルが並んでいますが、午前中や午後の遅い時間はガラガラに空いています。私たちが訪れた1月上旬はハイシーズンのはずですが、どこも混み合うことなく広々と過ごせました。
キューバはこれからどんどん観光事業が発展して、ここバラデロもリゾート地として世界的に有名になっていくでしょう。
この手こぎボートは無料で貸してもらえ、息子と2人でしばらく乗りました。
ところが無風でほぼ波もなく、何より私たちのこぎ方が下手すぎたようで、こげどもこげども進まなかったので、あきらめて岸に戻ることにしました。
手こぎボートの次に挑戦したのは・・・・・・
カタマランに乗って、シュノーケリング。
ビーチから珊瑚スポットまでのカタマラン往復+珊瑚スポットでのシュノーケリングができる約3時間のプライベートツアーで、こちらは有料。
料金のほうは、ライフジャケット+シュノーケル用ゴーグル+フィンもついて、大人CUC20(約2400円)、 子供はCUC10(約1200円)に割引してくれました。 約3時間の貸し切りなので、とてもお得。 ※2019年1月時点の料金
ホテルや代理店でカタマランツアーをあらかじめ予約しておいてもいいし、気が向いた時にビーチに設置された簡易カウンターで申込むのも可能。空いていればすぐに乗り込めます。
この日は無風だったため、免許を持ったキューバ兄さんの操縦するカタマランもほとんど進まず、途中でモーターボートに引っ張ってもらい、1時間ほどしてシュノーケリングポイントへたどり着きました。
さあ、ここで息子にとって初めてのシュノーケル!海に飛び込みます。
ところが水泳は得意なはずなのに、5分もしないうちに「もう嫌だ」と半泣き状態。
どうやら借りたゴーグルでうまく息ができず、海の中を見ることもできない様子。息子のゴーグルを確かめてみると水漏れがあることが分かり、交換したらあっさり問題解決しました。やれやれ。
では気を取り直して、海に浮かんで海底を眺めてみます。
海の中を見ると、珊瑚の合間を魚たちが群れになって泳いでいるではありませんか!
その光景は、もう本当に竜宮城のよう。海の中がこんなにカラフルで美しいなんて、泳ぎながら大感激。
これまでに私はアジアで何度かシュノーケルをしたことがあったのですが、こんなにカラフルな珊瑚を見たのは初めて。キューバでのシュノーケルにはそれほど期待していなかっただけに、驚きです。
とはいえ、深くなっている場所の海水は思いのほか冷たく、 30分ほどシュノーケルで泳いでいたら体が冷えてきました。カタマランに上がって休憩し、またゆったり1時間かけて岸へと戻ります。
カタマランに揺られていると、海の上はさえぎる物がなく日陰もないことに気づきます。
往復2時間をキューバの強い太陽光線に照らされ、肌はすっかり黒く焼き上がりました。日焼け止めを塗っていても、やはりあっという間に焼けます。
この美しい海の上をゆっくり静かにカタマランで進み、シュノーケリングではカラフルな海の世界を堪能できて、夢のような3時間でした。
バラデロにはシュノーケリングの他にも、スキューバダイビングのスポットやイルカと泳ぐツアーもあますが、今回、息子と私は手軽なカタマラン+シュノーケルだけで充分に楽しむことができました。
何度見ても ため息がでるバラデロの海。
世界40ヵ国以上を旅して美しいビーチへもあちこち行っている私ですが、ここの海の美しさは特別です。
日本からも、ヨーロッパからも少し遠い場所ですが、ぜひ行ってみて下さい。