Cats in TUNISIA
北アフリカのチュニジアでは
大きな街の雑踏にも、小さな村落の小道にも
どこにでも 猫がいました。
猫好きの私は
歩いている途中に 猫を見かけると
思わず足を止めて 一緒に遊んだり、
カフェやレストランで飲食しているときに
猫が寄ってくると、しばしの間 一緒に
過ごしたり･･･
今回はチュニジアの猫たちの様子を
写真でご紹介します。
旧市街の細い路地で
日向ぼっこ中の 白黒猫
ここにも、そこにも、あっちにも･･･
民家の路地は猫パラダイス
人のいない午後の路地を ゆっくり歩く猫
ちょっと呼んでみたら
「何？」と寄ってきくれた黒猫
海辺の町の暑い昼下がり、
日陰で涼みながら海を眺める三毛猫
リゾートホテルにも
猫たちが５～６匹住みついていて、
目が合うと鳴きながら寄ってきてくれました。
店の建ち並ぶ路上では
人々に混じって猫も普通に散歩中。
ロータリーの混み合う道路も
慣れた様子で渡ります。
(写真右下の白黒猫↑）
お店の出入口でも
遺跡の村のカフェでも
猫たちは自由に出入りして
気が向いたら接客してくれます。笑
スーク (アーケード街) の店先で
特等席で昼寝中のトラ猫
人通りの多い雑踏の隅で
バイクの上から人間を観察中の
お二人（二匹）
宿泊先にいたトラ猫は
玄関、ロビー、キッチン、客室
どこでも自由に出入りする
ホテルの主でした。
チュニジアでは 飼われている猫もいますが
地域猫（野良猫）が圧倒的に多く、
土地の人々から残飯などをもらって
その地域の住民として生活していました。
イスラムの教えなのか
チュニジアの伝統なのかは不明ですが、
地元の人に教えられたのは
「ちょっとした食事の残りも無駄にしないで
路上の猫や鳥たちに与えて、すべての生きものに
還元して循環させるのが この国です。
あなたも是非そうして下さい」
この言葉が 今でも心に強く残っています。
生きものを排除することなく共存している
チュニジアの人々は、寛容で温かかったです。
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