Highlights
Santiago de Cuba

こんにちは。 ピイルめぐみ です。

キューバ第二の都市 Santiago de Cuba(サンティアゴ デ クーバ)は、首都ハバナから約900㎞南西にある港街。

飛行機を利用すればハバナから約1時間30分ほどなので気軽な距離に感じますが、ちょうど年末のハイシーズンだったため、数週間前から飛行機はすでに満席。空席が出ないかと日をおいてチェックしたものの無理だったので、次の選択肢である長距離バス(VIAZUL BUS )を予約して、なんと16時間の バス移動になりました。

※ハイシーズンはキューバ国内の飛行機、長距離バスともに 早めに予約しておくのがオススメです。
キューバの各都市を結ぶ長距離バスVIAZUL BUS(ビアズールバス)は利用価値が高いので、また改めて記事にしたいと思います。

では、Santiago de Cuba(サンティアゴ デ クーバ)を4日間あちこちを見て回った中で、特に印象に残っている絶景スポット、おすすめスポットをご紹介します。

坂の多いこの街の中で、旧市街の南西に位置するEl Tivoli(チボリ地区)は高台にあって眺めが良い地区。

写真右側に見える2つの塔は、この街のシンボル Catedral de Nuestra Señora de la Asunción(カテドラル:寺院)。カテドラルの他に山と街、写真には写っていませんが港も見渡せて、とても贅沢な風景が楽しめる絶景ポイントです。

この絶景ポイントから歩いて数分のところにあるのが・・・・・・

Padre Pico(パードレ ピコ)

眼下には長い階段、古い街並み、向こうには山々が広がっています。

この階段の最上段からの眺めはとても気持ちいいので、ここで一休みして風景を堪能してみてください。

このPadre Picoは地元の人々の憩いの場でもあり、このとき階段の最上段で出会ったのは・・・・・・

近所に住む少年たち。

特別なことをしなくても、 仲間といるだけで楽しくて嬉しい様子。 そんな様子を見るとこちらも自然に笑顔になります。 キューバは子供達も気さくで、話しかけると明るく応えてくれます。

また少し先へ進んで行って出会ったのは・・・・・・

この近所に住むおじさん

写真中央のおじさんは珍しく英語が話せる人で、とても親切に道案内してくれました。

また、道案内のついでに「これはわしの息子だ!(写真左)」 「こっちは友人だ!(写真右)」と紹介してくれて、 通りすがりの旅人に対して温かくてオープン。

キューバでは、人々の懐の深さに感動することが 本当に多かったです。

そして、旧市街の中心 Parque Cespedes(セスペデス広場)に着きました!

この広場には街の代表的な建物が並んでいます。

Catedral de Nuestra Señora de la Asunción(カテドラル:寺院)

堂々とした風格ながら、ソフトな明るい色合いが優しい雰囲気を醸し出しています。

屋根の上から天使が街を見守っています。

ところで、この寺院は長い修復期間を経て2015年に完成したのだとか。

修復前と修復後の外観を比べてみると・・・・・・

       修復前             
修復後

屋根の上部がきれいに修復されていますね。そして何より驚いたのは、建物全体の色の違い。薄い黄色から水色へと大変身しています。

この建物はもともと1922年に建設されたもので、それほど古くはありませんが、歴史的建造物を元のとおりに修復するのではなく、時代に合わせて変えているところが興味深いですね。実際に現在の色合いのほうが洗練されていると思います。

そしてCatedral(カテドラル:寺院)の向かいに建つのが市庁舎

カストロ前議長が 1959年の革命直後に勝利演説を行ったのがこのテラス。当時を知るキューバ国民にとって忘れがたい場所でしょう。

さて、キューバは年間を通して30℃前後で湿度も高くないため過ごしやすいのですが、やはり昼間に強い日差しの下を歩くのは疲れます。

ここで少し休憩することにして、とても眺めのいいカフェを発見。

Hotel Casa Grande(ホテル カーサ グランデ)のカフェ

このカフェはCatedral(カテドラル)や市庁舎がすぐ近くに見える絶景カフェ。カフェの一面は壁も窓もなく吹き抜けになっているので、解放感いっぱい。

さあ、カフェで席についたところでウェイターがなかなか来てくれないのはキューバでよくあること。景色を楽しみながら待ちます。

カフェから眺めるCatedral(カテドラル)

カフェでの休憩を終えたら、 セスペデス広場からマルテ広場へと東に向かって歩きます。

気になっていたCasa de la Trova(カーサ デ ラ トローバ)というライブ音楽の店を覗いてみると、まだ早い時間なのでお店は営業していませんでしたが、旅人がギターを弾きながら地元のおばさまたちと一緒に熱唱中。これがまた抒情的で聴き惚れました!

サンティアゴ デ クーバは音楽の街で、道を歩いているだけであちこちから音楽が聞こえてきます。プロはもちろんアマチュア演奏家たちも多く、音楽への愛が深い街。

誰もが毎日音楽を耳にして、歌って、踊る。生活の中に音楽が溶け込んでいて、人生を音楽で表現していると言ってもいいくらい、音楽はキューバ人にとって、呼吸する空気のような存在だと感じます。

※キューバで見聞きした音楽ライブについても、また改めて記事にしてご紹介したいと思います。

つかの間の即興ライブ演奏を楽しんだ後は、また歩きます。

表通りから少し入ると地元の人々の生活を垣間見ることができます。素敵なクラッシックカーも日常生活の一部になっていて、街にはこんなに優雅な美しさが散りばめられています。

そして歩行者天国へ来ました。

Jose Antonio Saco(ホセ アントニオ サコ通り)

両側に並ぶ建物がとにかくカラフル! この色とりどりを楽しみながら、お店を見ながらブラブラ歩くのが楽しくて、Santiago de Cuba滞在中は何度もこの道を歩きました。

以上、「Santiago de Cuba の絶景おすすめスポット」をご紹介しました。

次回は「Santiago de Cuba市内の穴場スポット」をご紹介したいと思います。

旅のお役立ち情報

◆ハバナ~サンティアゴ デ クーバ・・・飛行機で1.5時間/バスで16時間

◆自由スタイルの旅をつくる・・・オーダーメードの旅プランを比較

スポンサーリンク
おすすめ記事