Old City in Havana, Cuba
こんにちは。ピイルめぐみ です。
前回の記事「ハバナで庶民が暮らすエリアを歩く in キューバ」の続編をお送りします。
午前中にハバナの庶民エリアを歩いたので、午後はハバナ旧市街を見て回ります。
庶民エリアから乗ってきた自転車タクシーを降りたところで、まず目に入ってきたのは・・・・・・
Capitolio(カピトリオ:旧国会議事堂)
このとき屋根の修復工事中だったのは残念ですが、やはり国を代表する建物として堂々とした威厳があります。 古い建造物の宝庫であるキューバの中でこの建物の歴史は意外にも浅く、1929年の建築だとか。
このCapitolioのすぐ斜め向かいにあるのが
Parque Central(パルケ セントラール:中央公園)
ハバナ旧市街の中心にあたり、劇場やホテルなど、コロニアル様式の大きな建物が並びます。
ここ旧市街も見所は無数にあるのですが、私たちがハバナ観光できる時間は一日だけ。一つ一つゆっくり見て回るには時間がかかりすぎるので、足の向くまま歩いていきます。
コロニアル様式のアパート
スペインの雰囲気が色濃く感じられます。やはりこれもスペインの植民地時代に建設された建物でしょうね。
瀟洒な建物とはいえ、人々が暮らしている住居。窓辺から生活感が伺えて面白いです。
旧市街をあちこち歩いているうち、疲れてお腹も空いたのでランチ休憩。
キューバのコーラ&レモンソーダ
アルコールの飲めない私は、キューバを旅するあいだ毎日のようにレストランで注文していた炭酸飲料。生ジュースを置いているお店もあり、キューバ産フルーツを使った生ジュースは格別においしかったです。※キューバの食事&ドリンクについては、改めてご紹介したいと思います。
さて、ランチ休憩でエネルギーチャージしたところで、観光客で賑わう石畳の通りを歩きつつ、次はインターネットのつながる場所へ向かいます。
キューバでは、首都ハバナでもWifi接続できる場所がごく限られていて、旅で移動をするごとにその土地でWifi接続できる場所を探す必要があります。(2019年1月現在)
※キューバのWifi事情は少し複雑で、携帯からメールを送るだけでも一手間かかりました。Wifi接続方法についても、また別の回でご紹介したいと思います。
というわけで、ハバナ旧市街でWifi接続できる場所として教えてもらったのが、このホテル。
Hotel Ambos Mundos(ホテル アンボスムンドス)
私はここのロビー奥のソファに座ってしばらくメールの送受信に熱中していたのですが、主にアメリカ人のグループが入れ替わり立ち替わり、このロビーを見学に訪れていました。
その様子と壁に掛けられた展示物を見て、はたと気づきました・・・・・・ここは文豪ヘミングウェイが滞在していたホテルだったのです。
ロビー奥に飾られたヘミングウェイの写真の数々 Hotel Ambos Mundos
ヘミングウェイを読んだことのない私ですが、この写真の前でメールをせっせと送受信していたのも何かの縁ととらえて、私も近いうちにヘミングウェイを読んでみようと思います。
外が少しずつ暗くなり始めました。
一日よく歩いて、小学生の息子も私もかなり疲れたので、ハバナ観光はそろそろお開きです。
Gran Teatro(グランテアトロ:ハバナ大劇場)のゴージャスな姿を後にして、宿への帰途につきます。
今回、私たちのキューバ滞在はハバナに重点を置いていなかったので、ハバナ市内を見て回ったのは一日だけ。かなり大ざっぱに見どころを通っただけでしたが、キューバでの初日にハバナの庶民エリア~旧市街を見て回り、もう3日くらいキューバにいる気分になったほど。とても濃い一日でした。