Life on the Lake
MYANMAR

ミャンマーへ初めて行ったのは1998年。
当時のミャンマーは開発前で
ヤンゴンの国際空港は利用客が少なく
ヤンゴン市内も静かで のんびりしていた
記憶があります。
当時、ミャンマー国内で 外国人が行ける
地域が制限されていた中で
移動もかなり大変だったのですが、
ヤンゴンから 約600㎞ 北にある
インレー湖へも足を伸ばすことにしました。

南北 約18km、東西 約5kmに
広がる この大きな湖には、
湖上に建つ
静かなたたずまいの家々があり、
その周りを 舟が行き来します。
ちょっと近所へ行くにも
家を出たら 舟に乗り、
4-5歳の子供達までもごく普通に
舟を操っているその姿に驚きました。
そう、ここでは舟が 人々の「足」なのでした。
悠然とした美しい湖。
穏やかな笑顔を向けてくれる人々。
この湖を巡礼で訪れている
お坊さんやミャンマー人、外国人(私)も
それぞれの目的地を目指して
モーターを付けた木舟で移動します。

モーター付なので 速くて便利な反面、
大きなモーター音を出して走るため、
この湖の環境を変えているという側面もあります。
果たして湖上で暮らす人々は
どんな生活を望んでいるのだろう……。
発展めざましいミャンマーは、
日々ものすごい勢いで
変化していると思います。
悠然としていた土地や人々が、
エネルギッシュに慌ただしく
変化していくのでしょうか。
【 関連記事 by Megumi Piel 】
◆僧侶と一緒に旅して 知ったこと in ミャンマー
◆曼荼羅(マンダラ)になっている村で瞑想 in チベット
◆運河に浮かぶ家「ハウスボート」の住み心地 in オランダ
◆国境ヴィクトリアの滝を越え 巨大バオバブの木に出会う in ザンビア・ジンバブエ
↓いいね click↓いただけると嬉しいです♪
