Medicinal plants
in Japan

現在はドイツのフランクフルトに
住んでいる私ですが、

生まれてから成人するまで
岐阜県の田舎に住んでいました。

      

その子供時代、
当たり前だと思っていたことの一つに

「周りが自然に囲まれている」
というのがあります。



小学生の頃、毎年4月になると
新しく赴任した先生方が あいさつする時

いつも決まって
「山に囲まれた 素晴らしい学校ですね!」
と言うのです。

でも、こちらは
毎日その景色を見ているから
どこが素晴らしいのか分からない。



それが、初めて
名古屋や大阪、東京へ行った時には
もう驚いた 驚いた。
 

土と緑は見当たらないし、
高速ビルが建ち並んで、近未来に来たよう。

みんなテキパキ歩いているし、
レストランやデパートは いっぱいあるし、
都会はかっこいいイメージがあって憧れる。

そんな都会に憧れつつ、
実際の田舎生活は それでも子供ながらに
なかなか面白くて、

学校からの帰り道3kmを歩くうちに
お腹が空くから
アケビや グミの実をとって食べる。

例えで「道草を食う」という
表現がありますが、
本当に 道端の草を食っていました。

   写真左:アケビ             写真右:グミ

 

転んで血が出たら、傷口にツバをつけて、
「血止め草」を貼り付けて処置完了。

写真:血止め草

    



家でお餅をつくときには、土手に生えた
ヨモギを摘んで、蒸して、刻んで加えれば、
よもぎ餅ができる。

写真:よもぎ

       



田楽(豆腐料理)の味噌には、
山椒の木から葉っぱを取ってきて
すり鉢ですって混ぜる。

写真:山椒 (さんしょう)

     

家に居ついた野良猫が皮膚病になると、
裏庭のドクダミ草を手でもんで 汁を塗ると、
すごく臭いけど 効果テキメンで治る。

写真:どくだみ


    

・・・・・・という具合に、今思うと
「そのへんに生えている植物が薬」
でした。
 

こういう知恵をひとつひとつ
母や祖母、近所のおばさん、
年上の友達から教わって、
実際に使ってきたことが
今の私の血肉になっています。

こうやって体で教わったことが
現在、メディカル アロマの講師として

植物の叡智を
皆さんと一緒に受け取る
基礎になっていると思います。

私達は
植物なしには生きられないし

植物から絶大な恩恵を受けて
暮らしてきたことを思うと
感謝の気持ちが湧いてきます。

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