ミャンマー国内どこへ行っても
必ず目にするのが、無数にあるパゴダ(仏塔)。
その中で もっとも印象に残っているのが
こちら↓。
かつて栄えていたであろう
パゴダ群のある一帯。
この場所が誰からも手入れされなくなり
荒れて 崩れかけたところに木が生えて、
パゴダが 別の姿へと再生されているのが印象的。
自然の力を借りて、
この仏塔が自身の存在表明をしているようにも
見えます。
この場所が また手入れされるようになる日も
遠くないかもしれません。
先人の造った貴重な文化遺産が
土地の人々や 旅人たちに
再び愛されることを 個人的に願っています。
冒頭で触れたとおり ミャンマーには
何万、何千万という数え切れないほど
多くのパゴダ(仏塔)があり、
大規模なものは
寺院の建物がパゴダになっていて
何百人もの参拝者を収容でき、
小規模なものは
日本でいう祠(ほこら) のような
こぢんまりとした建造物の中に
小さな仏像が祀られています。
どれも一つ一つ個性があり
美しい形をしていて
パゴダを目にするたび
背筋が ピンと伸びるような
気持ちよさがあります。