Communicate with Locals
in TUNISIA
海外を旅していると
現地の人に話しかけられることが
ありますよね。
国によって、現地の人々の
こちらへの接し方に違いがあるのも
面白いところ。
今回は北アフリカに位置する国
チュニジアの人々の
観光客・旅人への接し方をご紹介します。
チュニジアでは
想像していたより外国人観光客が少なく
アジア人を ほぼ見かけませんでした。
そんな状況だったので
アジア人の私はちょっと目立ったようで
街を歩いているとチラ見されたり
声をかけられたり。
でも、こちらに向けられる視線は温かくて
目が合うとニッコリ笑顔を向けてくれるし
アラブ・イスラム圏の観光地にありがちな
しつこさは ほぼなく、女性の一人旅でも
快適でした。
さて、本題の
街を歩いていて何語で声をかけられるか?
私自身は日本人でモンゴロイドなので
「ニーハオ!」と言われることもあれば
「コリア? ジャパン?」と聞かれることもあるし
「コンニチワ、ようこそ!」と
的を得た声がかかることもあるけれど
だいたいは無難に
英語かフランス語で話しかけられることが
多かったです。
ちなみに 現在チュニジアの公用語はアラビア語。
学校では10歳からフランス語を勉強するため
第二言語はフランス語ですが
昔、アラブやフランスによる侵略前は
アマズィーク語(ベルベル語)が話され、
現在も少数ながらアマズィーク語を
使っている地域が残っています。
◆関連記事
砂漠の民 ベルベル人の村落へ行ってみると
ではここで
チュニジアの現地の人たちとの
エピソードを・・・・・・
ある日、首都チュニスの旧市街を
1人で歩いていたときのこと
ティーンエイジャーの男子グループが
私のすぐ隣を同じ歩調で歩きながら
「○✕△※□ ジャポネ、ジャポネ!」と
友達同士で 楽しそうに
私にもよく聞こえる声で噂話をしていました。
アラビア語もフランス語も話せない私は
彼らの方を向いて
「Yes,ジャパニ~ズ !」
と英語で答えると、
彼らが
「ウォーーーーー!www」と
すごく盛り上がって お互い大笑い!!!!
どうやら彼らは
街を歩いている外国人 (私) を見かけて、
「日本人に違いない!」と
仲間内で盛り上がっていたところ、
私が参戦したので更に盛り上がった様子。
明るくて、ノリが良くて
本当にカワイイ男子達でした。
また あるときは
十代の女の子が わざわざ駆け寄ってきて
"Where are you from?
Oh, Japan! beautiful country.
I watch Tiktok.
Thank you, have a nice day!"
と言って、また嬉しそうに走り去っていく・・・
というような場面が何度かありました。
きっと外国人と英語で話してみたかった
のでしょうね。
その人懐っこさ、礼儀正しさ、可愛らしさに
私のほうが胸キュン♡になりました。
地方の小さな町へ足を伸ばしたときも
道を歩いていると・・・・・・
英語を話せるインテリおじ様が
外国人の私を見るなり
この町の見どころを教えてくれました。
見知らぬ外国人に声をかけてくれて
役立つ情報を教えてくれる、
その親切な気持ちがとても嬉しい!
通りすがりのお店の前でも
目が合うとニッコリ♪
お互いに言葉は通じなくても、
簡単なことなら だいたい通じます。
チュニジアの名物スイーツのお店では
試しに少量の購入でも大丈夫かと
尋ねると、快く対応してくれた お姉さん。
すごく美味しかったので、
チュニス滞在中は毎日買っていました!
ここでも英語は通じなくとも
お互いに意思表示をすれば通じます。
ところで
普段から果物を毎日食べている私は
旅行中も新鮮な果物が欲しくなるので
ローカル市場の果物屋へ行ってみると・・・・・・
オレンジの美味しそうなこと!
もうすぐ店じまいする時間でしたが、
このお兄さんがビニール袋をくれたので
自分で1㎏ジャストを狙って
オレンジを5玉くらい詰め
計ってもらうと・・・・・・1㎏ピッタリ!
親指を立てて「グッジョブ!」を
もらいました。
言葉が通じなくとも
ちょっとしたところで
お互いに気持ちが通じるのが
何とも嬉しい瞬間ですね。
・・・・・・こんな具合で
首都チュニスのスーク(市場)でさえ
強引な商売人や スレた感じの人は
ほぼ居なくて
チュニジア人の印象はどんなだったか?
というと、人懐っこくて 素朴で 穏やかで 親切。
そのお陰で チュニジア滞在中、
とても良い時間を過ごすことができました。
出会うことのできたチュニジア人の皆さんに
感謝しています。
شكرًا لك Merci, ありがとう!
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