Nubian Architecture
EGYPT
エジプトの南部にある
ヌビア人の村で ３泊したとき
朝、一人で散歩していたら
こんな建物に出会いました。
まるで映画のセットのような
スターウォーズにでも
出てきそうな雰囲気。
ドーム型の屋根は
まるで天文台のよう。
とても気になったので
この建物周辺をぐるりと回って
散策していると
建物の中から
ヌビア人男性が出てきて
「中を見たいですか？」と。
「はい、もちろん！
見せていただけるなら」
というわけで
中へ入らせていただくことに
なったのですが、
本来は部外者を
入れてはいけないとのことで
内部の写真撮影をしない
という約束で
建物内へ入らせていただきました。
中に入ると
ここで働く人たちの部屋がいくつかあり
キッチンやトイレもあり、
もっとも重要と思われる
ドーム内までは案内されなかった
ものの
誰もいない 静かな施設内を
見せてもらえたのは貴重でした。
こういう時、よくある
「案内したから チップちょうだい！」
と言われることを想定していたのですが
何の見返りも要求されませんでした。
時々あるのですよね、
『あなたが興味を持っているなら、どうぞ』
という シンプルな共有意識。
ちなみに、「ヌビア人」 は
エジプト南部からスーダン東部に
住む民族で
世界的に有名な アブシンベル大神殿は
ヌビア遺跡の一つ。
後から知ったのは
スーダンに住む民族のごく一部は
全宇宙を動かす力に対する
信仰を持ち、その力を制御できる
とのこと。
宇宙と交信する 拠点と民族は
アフリカ各地にも
点在しているようです。
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